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執筆者の写真創価学会元職員3名

6「創価新報」の批判記事「青年部員と語る 元職員らの中傷行動について③ ~集団で威圧的な言葉浴びせ、追い詰める」への反論と事実 パート②

更新日:2018年10月21日

 本年5月16日(水)付「創価新報」は、一会員であるAさんの実名を上げて不当に誹謗中傷した。  その記事の実態は、メールの一部分だけを切り取り、それを羅列して記事にすることで、私たちへの『悪のイメージ』を植え付けようとするものであることはブログ◎5(パート①)で説明した通りである。

 今回も「ブログ◎5(パート①)」に引き続き、以下に5月16日(水)付「創価新報」の、特に悪質なところを端的に要約し、事実を述べます。  (当時の詳しい状況については、私たちが書いた本『実名告発 創価学会』に詳細に書いていますので、まだお読みでない方は併せてご覧いただければ幸いです。)

1.「足軽会のメンバー」が、後輩である会員(公明党職員の佐賀氏(仮名))が東京の公明党本部から大阪の関西公明会館に人事異動の辞令を受けたことについて、「間違いなく君の異動は『仏罰』である!」などと「転勤は仏罰」と決めつけ、威圧的な言葉をメールで送り続けた。

(反論)  この点については、滝川がお答えします。  まず、「後輩である会員」と書かれていますが、実はこの人物は一般の会員ではなく、1000人以上の会合で一会員であるA氏を繰り返し実名で誹謗中傷した“公明党職員の佐賀氏(仮名)”のことなのです(「実名告発 創価学会」85頁をご参照下さい)。  佐賀氏(仮名)は、民衆に尽くし抜くべき「公明党職員」という創価学会本部職員に準ずる立場にあったにもかかわらず、川崎総県学生部長を務めていた2006年1月から2007年9月にかけて、会合の場で、一会員Aさんを名指しで誹謗中傷することを繰り返していた。この発端の出来事を、創価新報は意図的に隠して報道しています。  繰り返しますが、佐賀氏の誹謗中傷発言は、総県学生部長という立場でありながら、既に学生部を卒業して3年以上も経つAさんのことを、Aさん自身がいない場で一方的に誹謗するものだったのです。  しかし、創価新報ではそのことは全く触れられていません。

 そして、創価新報の記事では、ここでも『足軽会のメンバー』という言い方をしてきていますが、これは極めて悪質です。  公明党の佐賀氏(仮名)は、Aさんだけではなく「前体制(私たちやAさんが学生部幹部だった時の体制)は暗黒時代だった」と、「前体制」の学生部幹部であった私たちに対しても、誹謗中傷を繰り返しました。そこで、その『前体制のメンバー』であった私たちは、突然誹謗をはじめた佐賀氏の発言を知って驚き、2007年に佐賀氏に話し合いを求めたのです。  「なぜ誹謗中傷するのか、一度話をきかせてもらいたい」  「大勢の前で、同志を誹謗する行為は破和合のおかしい行為ではないか」  と、佐賀氏の発言の真意を聞こうと思ったのです。

 この2007年当時、川崎学生部の同窓会的なグループであった『足軽会』はすでに解散していました(2004年に解散)。ゆえに、本来「足軽会」を持ち出すこと自体、おかしな話なのです。創価新報の記事も端的に、“「後輩である会員」が誹謗中傷した「先輩」は話し合いを求めた”と書けば良い話なのです。  学会本部はそれを分かっていながら、断片的な事実を繋ぎ合わせて、加害者である「後輩」の問題を、「足軽会」の問題へとすり替え、「足軽会という問題グループが問題を起こした」と、私たちに対する『悪のイメージ』を植え付けようとしているのです。

 次に、公明党職員の佐賀氏の転勤について、それが“仏罰か否かの論争”について説明します。  創価新報を読むと、まるで私たちが、一方的に“佐賀氏の転勤が仏罰である”と言い出したかのように読めます。しかし、事実は全くの逆です。   “佐賀氏の転勤が仏罰である”との話は、私たちから言い始めた話ではありません。むしろ佐賀氏が、“自分の大阪転勤は、仏罰だと思うか?”とたずねてきていたのです。  Aさんや私たち(前体制の幹部)を誹謗中傷した佐賀氏に対して、対話を求めていたメンバーは、なんとしても佐賀氏に、“Aさんや前体制に対する会合の場での誹謗中傷の行為が破和合の行為であること”を分かってもらい、自身の行なったことを振り返ってもらいたいと真剣に祈り続けていました。  そうした中、佐賀氏は、学生部から男子部に移行するタイミングで、東京の公明党本部から大阪府本部への転勤を言い渡されました。  川崎の地を離れ、これまで信仰の原点、確信を築き上げてきた川崎の学会員の同志とも別れることになり、実家がある訳でもない大阪に転勤。1からのスタートとなるこの転勤は、佐賀氏にとって大きな環境の変化であり、己を振り返ることができるチャンスだと思いました。  私滝川は、佐賀氏に自らが行なってきた同志誹謗の行為を振り返ってもらいたいとの思いで、「大阪行きも聞いた。これ以上ない現証だと思う」と伝えたのです。  しかし佐賀氏は、「関西異動で現証、意味あい的には、“現罰”だと滝川さんはおっしゃいます」と言い替え、「先ほどの『異動は現罰』についてもう少し詳しく教えて下さい。」と、質問が始まったのです。  佐賀氏の質問は、続きました。  「現証は功徳として現れることと罰として現れることがあると思うんです。この関西異動という現証をどう捉えているのかお伺いしたくて質問しました」と。  さらに野口さんに対しても、“野口さんも仏罰だと思いますか?”と聞いてきました。しかも佐賀氏は同様の質問のメールを他の3名にも同じタイミングで送ってきていたのです。  そこで野口さんや他のメンバーは、佐賀氏のメールに応える形で各々「仏罰だと思う」と返信したのです。  これが実態です。  私たちから、佐賀氏に対して、積極的に「仏罰である」と伝えたのではなく、佐賀氏が自ら、一人ひとりにわざわざ「仏罰だと思いますか?」と聞いてきたために、「仏罰だと思う」と返信したというのが実態なのです。

 しかも、このことについて、後日、佐賀氏は川崎の総県長(本部職員)に対し、驚くべき事実を打ち明けています。 “3名やA氏を挑発した”(「本年4月22日付ブログ◎1の3」)、と。  佐賀氏は、私たちに「仏罰」とのメールをさせるため、自ら「仏罰だと思いますか?」と挑発して来たのです。そして、佐賀氏は、その私たちのメールだけを本部職員の青年部幹部に送り、自分が被害者であるかのように語ったのです。

 こうした“佐賀氏が私たちやAさんを挑発していた実態”について、もちろん学会本部が知らないはずがありません。  それにもかかわらず、創価新報の記事は、事実を意図的に伏せ、佐賀氏が被害者であり私たち3名や一会員Aさんが加害者であるかのような『ストーリー』を作出している。極めて悪質です。

 1000人以上の会合の場で、一会員であるAさんを繰り返し実名を上げて誹謗中傷した、公明党職員の佐賀氏の行為は絶対に間違っている。  しかし、それ以上に、「学会本部の指導(師匠・池田先生の指導ではありません)」に従わない者を「反逆者(敵)」扱いし、全国版の機関紙を使って事実をねじ曲げ、一個人の実名を取り上げて攻撃してくる『独善的』かつ『反社会的』な現在の学会本部、特に原田会長を中心とする現本部執行部に問題があるのです。  「言うことを聞かない人間は、全国紙で実名を上げて排除」  残念ですが、これが今の学会本部のやり方なのです。

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