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執筆者の写真創価学会元職員3名

125 偉大な母たちのサイレントアピール

11月29日の金曜日。 創価変革のために戦う偉大なる母たちが、信濃町にある創価学会本部前でサイレントアピールを行った。

この日、関東では今年一番の寒気が流れ込み、真冬並みの寒さとなった。 しかし、昼前に信濃町に到着するころには太陽が燦々と降り注ぎ、寒さを感じさせない、雲ひとつない晴天となった。 「護られた!師匠は見ていてくださっている!私たちを護ってくださっている!」

母たちは、晴れやかな心で学会本部大誓堂へと続く公道に立ち、それぞれプラカードを掲げた。

一会員であるNさんは、本部職員であり、当時、所属する支部の支部長であったAさんから 「おつむが普通じゃない」 「ちゃんとした教育を受けていますか」 「だって馬鹿なんだもん」 などと侮辱を受けたことが最高裁判所で認められた。

本部職員Aさんに対し、"Nさんに賠償金を支払え"との判決が下されたのだ。

本部職員が会員を罵倒し最高裁に断罪されるという前代未聞の事態。 このことを報告するため、Nさんは原田会長に手紙を書き、一度話を聞いてほしいと懇願した。

しかし原田会長からは、対話どころか返事すら来なかった。

"原田会長に真実を!現場の実態を知ってもらいたい!" "なぜ、前代未聞の事態を放置し、傍観するような態度を取るのか!" "一度で良いので話を聞いてほしい!いや、創価学会の責任者である以上、話を聞くべきだ!" 必死の訴えだった。

また、この日のサイレントアピールには、不当にも学会を除名された母たちだけでなく、現役の学会婦人部員である母たちも参加した。

本部職員Aさんの暴言に説明を求めたら処分、さらに創価学会を除名。真面目な会員に対し、あまりに理不尽な処分が繰り返された。 その事態を目の当たりにしてきた母たちである。

会員の犠牲の下に本部職員を守ろうとする学会本部。 そんな創価が、師匠がつくられた創価なのか! いや、絶対に違う! 今の創価は間違っている! 私は組織から何も処分を受けてはいないが、だからといって見て見ぬふりはできない!

母は綴った。 "私は現役の学会員です。" "会員第一の創価学会に!" "対話の創価学会に!" "池田先生の仰せ通りの創価学会に戻したい!!" と。

サイレントアピールに立っているのは、現役の学会員である! 共産党員でもなければ、脱会者でもない! 誰よりも創価学会を愛し、師弟に生き抜く、平凡な一学会員である!

対話なき創価は師匠のつくられた創価ではない!! 不当な圧力、不当な処分には絶対に屈しない!! 良いことも悪いこともせず、黙っていること、それが一番の悪だ!!

母たちの烈々たる叫びが学会本部前に厳然と示されたサイレントアピールであった。

この日は、婦人部の会合があったのか、信濃町駅前から学会本部までの道は、多くの婦人が行き交っていた。

また、サイレントアピールには母たちと共に幼子も参加していた。温かい日差しの下、幼子の無邪気な笑顔が通行人たちの心を包んだ。

すると突然、5、6人で通りかかった婦人が母たちに向かって、こう罵倒してきたのである。

「この馬鹿が!馬鹿なやつらが!寒いなかお疲れ様ですぅっ!」

すると、監視役の本部職員も10人ほど現れ、こう連呼するのである。

「創価新報にかかれている迷惑な輩です!ご迷惑をおかけして申し訳ありません!創価新報にかかれている迷惑な輩です!」

さらに、本部職員はアピールの内容について母たちに質問していた婦人部に対して立ち止まらせてなにやら説明をしていた。 母たちを「輩」呼ばわりし、レッテルを貼っていたのであろう。

中には本部職員から吹き込まれる情報にギャップを感じたのか、職員の話を不思議そうな顔で聞いている姿もあった。

見知らぬ婦人からの突然の罵倒。 たった数名のサイレントアピールに対し、倍の人数で囲い監視をする学会本部。 サイレントを続ける健気な母たちは思う。 「先生が受けてきた難に比べればこんなことはなんでもない!」

隣で遊んでいる子どもがいつもと違う母の様子を感じたのか「どうしたの?」と顔を覗き込んだ。

母はいつもの優しい笑顔でこう語りかけた。 「ママはね、将来○○ちゃんが戦える場所をつくっておくからね。」 母の優しき笑顔に、子どもは自然と笑顔になった。

すると、またサイレントの母たちに近づく婦人部がきた。 もちろん母たちは「罵倒は誉である」と思っている。すると婦人はサイレントの看板を見ながら小さな声でこう語りかけてきたのである。

「普通はこんなこと言わないわよ。おかしいよね。もし私が言われたら病気になっちゃう。頑張ってね。応援しているわ。」と。

創価を憂う弟子は間違いなくいるのだ。私たちだけではない、創価がおかしくなっていることを感じている弟子はいるのだ。

小さな声だがその優しさに目頭があつくなった。 "これで良い!誰かがやってくれるのではない!私が戦うんだ!!" "子どもが創価の世界で育ち、今世に生まれ来た使命を果たして欲しい!その道を私が切り開くんだ!!"

母たちの健気な行動は、澄んだ空気の下、太陽に温かく護られるなか、一切無事故で終了した。

私たちは、偉大なる母の戦いを聞き、自然と、師匠(山本伸一)が作詞された「今日も元気で」の一節が思い浮かんだ。

"あかるい朝の 陽をあびて" "今日も元気に スクラムくんで"(略) "うれしい時も かなしい時も かわす言葉は" "先生 先生 われらの先生” 母たちの叫びは必ずや師匠に届いている。

偉大なる創価の母、万歳!! 愚直なまでに正義を貫く母、万歳!!

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