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  • 執筆者の写真創価学会元職員3名

134 怪文書「学会攪乱の破和合僧を斬る」への反論と事実① ~学会本部の言っていることは自語相違であること~

 2019年秋、出版元不明の“怪文書”、「学会攪乱の破和合僧を斬る-裁判で暴かれた その正体」なる研修教材が、学会の組織で配布された。

 その内容は、以前、創価新報で繰り返された、私たちに対する誹謗中傷を再度繰り返すものであった。

私たちは、これまで原田会長をはじめとして、本部執行部に対して、事実と異なることを一方的に伝えないよう、「一度でよいから対話をして頂きたい」と、幾度となく伝えてきた。

 しかし、学会本部は、またしても対話なき誹謗中傷を繰り返してきたのである。


 そもそも、この「学会攪乱の破和合僧を斬る」なる小冊子は、どこの出版社が出版したのか、誰が編集したのか何一つ書かれていない、出所不明の小冊子である。

 学会本部は、私たちの著作である「実名告発 創価学会」を“怪文書の類”などと、誹謗しているが、この小冊子こそ、“怪文書”ではないかと感じてならない。


 “匿名による誹謗中傷”

 これ自体、やましさ・後ろめたさを感ぜずにはいられない。

 もし、学会本部が、私たちを本当に“創価学会を攪乱させた破和合僧”と考えているのであれば、堂々と創価学会出版、聖教新聞社出版と書き、学会員そして世に広げて行けばよい話である。

 コソコソと出所を明かさず、責任を回避するかのようなやり方を採っていること自体、私たちへの誹謗中傷が、事実を大きく捻じ曲げたものであることをよくよく分かりながらやっている証明だと感じてならない。私たちに対して、事実はどうあれ“反逆者”とのイメージを植え付けられればそれでよしとする、極めて悪質なやり方である。

 私たちと、学会本部、いったいどちらが師匠・池田先生の仰せに反して、創価学会そして一人ひとりの学会員を“かく乱”させているのか。

 真実は必ず明らかになる、また、明らかにしていかなければならないと、強く決意している。


 この「学会攪乱の破和合僧を斬る」に記載されたいい加減な内容に対しては、以前創価新報の私達に対する誹謗中傷記事が出た際に、ブログで反論をしています。

 しかし、これらの内容は極めて悪質なため、これまでのブログに加え、あらためてその要点をまとめて反論する。


「【1】学会に対する偏向報道でテレビ東京が謝罪」(小冊子4,5頁)への反論

  ここでは、テレビ東京が創価学会を取り扱った特集番組を放送したことについて、創価学会が抗議を行ったことが載っている。

 ここでの創価学会の抗議内容は、

 ① “テレビ東京が番組放映にあたり、学会に対し事前の取材依頼もなければ、実際の取材も一切ないままに番組を放映した”

 ② “内容的にも、学会から除名された人物らの主張や言動を一方的に取り上げ、視聴者に学会に対する偏見を植え付けるものとなっている”

 ③ “会員や役員を隠し撮りした映像が放映されている”

 といった内容であったようである。


 テレビ東京がどのような取材過程を経て放送したのか、その全容は分からない。

 しかし、学会本部が①~③で抗議している内容は、自分たちのやり方を棚に上げた自語相違であると言わざるを得ない。


 すなわち、この小冊子「学会攪乱の破和合僧を斬る」自体、以前の創価新報の私達に対する批判記事をほぼコピー&ペーストしただけに過ぎない代物であるが、この小冊子を発刊するにあたり、私たちに対して事前の取材など一切なかった。

 それどころか学会本部は、「彼らの側(私たちのこと)に取材をする必要などない」「記事を創価学会の機関紙に掲載するにあたり、貴殿らに反対取材をする必要はありませんと、この小冊子が引用している創価新報の内容自体が①一切取材もせず、②一方の関係者の話だけを取り上げ偏見を植え付けていることを認め、開き直っているのである。

 さらには③警備スタッフが10人以上やってきてサイレントアピールを妨害するだけでなく、隠し撮りしたり、目の前まで来て堂々とビデオカメラを回したりするなど、執拗なまでにサイレントアピールを録画していたのである。

もちろん、私たちに録画の許可を求めたことなど、いまだかつて一度もなく、私は撮影をやめるように何度も伝えてきたが、結局やめることはなかったのである。

 学会本部は、テレビ東京を批判している内容とまったく同じことを、私たちに対してやっているのである!


 師匠池田先生は、仰っている。

「『嫉妬は架空の醜名をもって、つまり、讒謗をもって攻撃する』(杉浦明平訳)と、レオナルド・ダ・ビンチは洞察した。

 興味深いことに、悪人どもが迫害のためにつくり上げる中傷は、自分自身が陰でやってきたことが多い。

 しばしば、金銭問題を起こした者は、金銭問題のデマを流し、異性関係にだらしがない者は、異性問題を捏造して醜聞を流す。

 『蟹は甲羅に似せて穴を掘る』といわれるように、でっち上げるデマもまた、自分の行動、願望、思考、境涯の投影に過ぎないからだ。

 また、流されたデマの反応にも、その人の人格と境涯が端的に表れていくものだ。」(随筆 新・人間革命(295) 2002.11.20。広宣流布の王者)


 テレビ東京に対する学会本部の抗議は、学会本部自らが陰でやってきたことであり、自語相違である!

 まさに「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」姿とはこのことではないか!


 何度でも言いたい!

 私が、学会本部がおかしいと声を上げているのは、ひとつひとつの細かい問題の根っこにある、“対話不在”という根本悪が原田執行部の学会本部にはびこっていると感じるからである!

 もちろん学会は人間の集まりである以上、意見や価値観の違い、置かれた状況による評価の違いは存在する。

 しかし、それらの違い(差異)を、開かれた対話によって乗り越えてきたのが、創価三代の会長であり、なかんずく世界平和のために命を懸けてこられた師匠・池田先生ではないか!

 今の学会本部にその師匠の「対話の精神」はみじんも感じられない!

 しかし、私は絶対に諦めない! 自身の人生は、創価学会の師匠によって創っていただいた!

 師匠がいなければ、創価学会がなければ、今の自分はありえない!

 だからこそ、今こそ、師匠のため、創価の同志のため、戦い続ける!

 「王地に生れたれば身をば随えられたてまつるやうなりとも心をば随えられたてまつるべからず」身は不自由であったとしても、心の世界、精神の世界には限界はない!

 何としても、師匠の創価を取り戻すことを絶対に絶対に果たしていく!


 ※以降、数回にわたって小冊子「学会攪乱の破和合僧を斬る」への反論を掲載する予定です。

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