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執筆者の写真創価学会元職員3名

122「3・31大阪座談会」式次第発表!

更新日:2019年3月29日

「私の心には、いつも関西の同志がいる。  常勝の柱石たる大阪の英雄たちが、つねにいる。  私が戦っている時、関西も戦っている。  関西が戦っている時、私も戦っている。  この共戦の偉大なる炎が、仏意仏勅の広宣流布に生き抜く師弟の、絢爛たる魂なのだ」(随筆「春風の城」112頁)

 今回、座談会を開催する関西・大阪は、戸田先生と池田先生そして関西の同志が権力の迫害と闘い抜き、『師弟不二の魂』が深く深く刻まれた無敵の庶民の王国である。  1956(昭和31)年、師匠は関西の同志と共に“まさかが実現”と世間が驚愕する戦いを開始される。  当時は、「貧乏人と病人の集まり」と揶揄された創価学会である。しかし、池田先生の陣頭指揮のもと、それまで社会の中でもがき苦しんでいた無名の庶民が、自身の生命の中に「無限の可能性」が秘められていることを知っていくのである。  それは“自他共の幸福のために生きる”己の使命に目覚めた瞬間であった。

 しかし、飛躍的に拡大する創価学会を三障四魔の嵐が襲う。  ある一般紙が、「暴力で信者獲得、6名に逮捕状、創価学会関西本部」(同年5月15日付)などと事実を捻じ曲げた報道をしたのである。  この時、関西本部のある幹部は、こう師匠に報告したという。 「現場の学会員は、だいぶ、怖じ気づいています」  すると師匠は烈火のごとく、叫ぶのである。 「何を言っているのですか!怖じ気づいているのは、あなたです!」と。  さらに、師匠は獅子吼する。 「今こそ、私たちの信心の何たるかを思い起こしていただきたい!  御義口伝にある御金言ですが  『此の法華経を持つ者は難に遭わんと心得て持つなり』 というお言葉があります。  法華経を持つ私たちは、このたびの難を当然のこととして心得なければならないのです!」と。  そして、師匠自ら先頭に立たれ、怒涛の反転攻勢の火ぶたを切られたのである。  その5月の一か月で、師匠は愛する大阪支部の同志と共に「11111世帯の折伏」という金字塔を打ち立てられる。  まさに、大聖人の仰せを具現化され、“難即前進”の実証を示されたのである。

 翌1957(昭和32)年、今度は障魔が池田先生お一人に狙いを定める。  大阪地検は、東京の愚かな幹部たちが起こした公職選挙法違反の行為を“組織的”な犯行とみなし、その首謀者が池田先生であるとでっち上げ、逮捕・投獄を画策したのである。  大阪の同志は、誰よりも憤怒した。  師匠が囚われている大阪拘置所に向け、音楽隊が学会歌をとどろかせる。天を衝く瞋りは爆発し、中之島の中央公会堂を揺るがした。  この日から、「仏法は勝負や。負けたらあかん。絶対に、負けたらあかんのや!」が、関西の同志の合言葉となった。

 師匠池田先生は恩師戸田先生を護るため一切の矢面に立たれ、法廷闘争は4年半にもわたった。  そして1962(昭和37)年1月25日、ついに「池田大作、無罪!」との完全勝利が確定する。その勝利の陰には関西同志のひたぶるな祈りがあった。  師匠はそのことについて随筆にこう記されている。 「関西の友は、組織の指示で動くのではない。  私と一緒に広宣流布をしようという、自発的な共戦の一念が、一人ひとりの原動力となっている。だから強いのだ。  私と皆との間には、余計な介在物は何もない。心に垣根がないのである。  それが、学会の本来の姿である」(随筆「桜の城」153頁)と。

「師匠と一緒に広宣流布をする!」――これが関西の原動力であり、創価学会の本来の姿である。  私たちが永遠に模範とすべき『師弟不二の魂』である!

 いよいよ大阪座談会まであと1週間となりました。  現状、式次第を以下のように考えています。

 第一部では、関西にゆかりのあるお二人の同志の方にご登壇していただけることになりました。  関西ヤング壮年のAさんは、信心強情なご両親のもと、関西で生まれ育った学会3世の方です。学生部時代に発心し、愚直に活動する中で、宿命の嵐が吹き荒れていったという。  しかし、どこまでも信心を根本に、苦難と真正面から向き合う中で、師匠池田先生の偉大さを日に日に実感されていかれた。 『よき弟子をもつときんば師弟・仏果にいたり・あしき弟子をたくはひぬれば師弟・地獄にをつといへり、師弟相違せばなに事も成べからず』(御書900頁)  今、師弟相違した学会本部の実態に、Aさんは「今こそ、師匠の創価を取り戻す!」と不屈の闘志を燃やされ、地道に闘い続けている。  Aさんにご登壇をお願いすると、「ぜひ、やります!」と快く引き受けて下さいました。Aさん、本当にありがとうございます。

 そしてもうお一方。関西で育ったBさんは、学生時代に温かな創価の世界に衝撃を受け創価学会に入会。同志のおかげで難病を乗り越えることができた体験と決意を話していただけることになりました。  Bさんは、信仰によって不治の難病を克服した大確信を友人に語り、折伏に奔走する。「創価学会に救ってもらった命を、創価のために使う」ことを、我が誓いとされた。  ある日、Bさんは、本部職員にいじめられたという会員から相談を受けた。  正義感の強いBさんは、必死に解決に奔走していった。  ところが、Bさんを待ち受けていたのは、本部職員たちによる会員排除の画策であった。そして、Bさんは信仰者に対する極刑である「除名処分」となっていくのである。  親の大反対を押し切ってまで入会した創価学会から、除名。  目の前が真っ白になった。  しかしBさんは諦めない。大恩ある創価学会を変革するために、毎回の学会本部前サイレントアピールに厳然と立たれている。 “命の恩人である同志そして師匠池田先生のために、愛する創価を絶対に変える!”

 同志と師匠への烈烈たる感謝を燃やすBさんに、今回ご登壇をお願いしたところ、「ありがたい。やらせてもらいます!」と快諾して下さいました。  Bさん、本当にありがとうございます。

 今、学会本部の原田執行部は、勇気の声を上げる学会員に対して“執行部批判”との狂った大ナタを振り回し、次々に「活動停止」「役職解任」「除名」と、首を切り捨てている。  徐々に多くの同志が、師弟を見失った原田執行部が運営する現在の組織に、“「人間」の温かなぬくもりが感じられない”と違和感を抱き始めている。  あからさまに“選挙”が最優先され、師匠が「勝利のリズムをつくりゆく回転軸」として大事にされてきた本部幹部会でさえ、2か月連続で中止。馬車馬のごとく、学会員を公明支援に駆り立てている。  そこには、一会員を幸福にしようとの思いは一切感じられない。

 そして、座談会の幹部指導では、師匠のご指導ではなく、クリスチャンである佐藤優氏の本が絶賛され語られる。かつて佐藤優氏は、「安保法制の可決・成立」に多くの心ある学会員が声を上げたことに対し、「私は、今は学会員の方々は『沈黙すべき時』であり公明党議員を信頼してまかせる時だと思います」などと、旧約聖書を引用して語り、師の平和思想の破壊に一役買った人物である(同氏のコメントは、『第三文明』2016年1月号に掲載)。  創価学会の狂いは誰の目にも明らかとなってきている。  師匠の仰せを蔑ろにし、師弟に違背する今の創価の実態は、まさに「第2の“昭和54年”」の到来だと思えてならない。

 昭和54年、最高幹部たちは、師匠に嫉妬し、師匠を会長辞任に追い込み、創価の師弟を分断する大罪を犯した。  そして40年たった今、原田執行部は、「師匠の仰せと違うではないか!」と叫ぶ“師弟の精神みなぎる同志”を、執行部批判だとして除名にしてしまう。  同志を分断する破和合僧の大罪を犯し続けているのである。  しかし、関西には不滅の師弟の歴史が燦然と輝く。  昭和54年4月24日、師匠が会長を辞任させられた時、「なぜ、先生がやめなければならないのだ!」「だれが先生をやめさせたのだ!」と、誰に言われたわけでもなく真っ先に師匠のもとに馳せ参じたのは、「関西の七勇士」だった。  この“七勇士の心”こそ、まさに師匠が教えて下さった創価の根幹である『師弟の心』だと感じてならない。

「我が師匠と、我が同志をいじめる人間は、誰であろうが絶対に許さない!」

 これが関西なかんずく、庶民の国・大阪の同志の熱き『師弟の心』である!  理想の創価学会を創るのは、他の誰でもない、私たち一人一人である!  今こそ、関西・大阪に脈打つ「師弟不二の魂」を学び合い、一人一人が己の使命の場所で勇気の声を上げ、理想の創価学会を創ってまいりたい!

 愛する関西の同志の皆さん!全国の同志の皆さん!  怒りも笑いも涙もある楽しき充実の大阪座談会を、共に師匠の創価を取り戻すべく開催してまいりたい!!

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