(2018年12月29日撮影)
「学会は、どこまでも異体同心であり、全員が平等な同志である。そして、その根本には、師弟の精神がある。
初代、2代、3代によって、学会は、未来永遠の発展の基礎が築かれた。
真の師弟の精神がある限り、学会は将来にわたって勝ち栄えていく。」
(名誉会長指導)
本年最後の『学会本部前サイレントアピール』に、全国各地から創価変革の同志が結集した。
『世界の柱』たる創価学会が、中枢である学会本部の内部からおかしくなっている今、広宣流布を阻む「一凶」と化した原田執行部に厳然とスローガンを突き付ける。
「創価学会の原点である三代の思想と精神に帰れ!」と。
寒さは身に染みた。それでも皆、ただただ師との誓いを果たそうと学会本部前に向かう。
そして、他の会員さんの通行に迷惑をかけまいと、歩道の端に一列に立ち師匠への誓いを果たすためにスローガンを掲げた。
しかし、スローガンを掲げる私たちの前に若手本部職員20人ほどが、約1m間隔でずらりと立ち並び、道行く学会員にスローガンを読ませまいと、あからさまに立ちふさがり妨害するのである。
そして、道行く会員さんに連呼するのだ。
「大変ご迷惑をおかけしております!歩道が狭くなっています。申し訳ございません!!」
同志が立っている場所は公道である。その公道を狭くしているのは明らかに本部職員である。それにもかかわらず、我々に問題があるように連呼するのだ。
しかし、それでも不屈の同志は、模造紙2枚分の大きな横断幕を前に立ちふさがる若手職員たちの頭上まで持ち上げ掲げるのである。
むろん我々はサイレントである。声を出す訳ではない。周りから聞こえてくる大きな声は、我々を妨害する若手職員の「ご迷惑をおかけしております!申し訳ございません!」との声である。
あえてそう連呼し続ける声に、怒りがこみ上げてきた。しかし、歯を食いしばりながら、腕の痛みに耐え何度も持ち替えながら「目を覚まして欲しい!」と高々と横断幕を持ちあげサイレントアピールを続けるのである。
すると、しばらくたつと一人のご婦人が横断幕に書かれた「辺野古」の文字を見て近づいてきた。そして
「そうよね。私も(新基地建設)反対だから!当然よ、がんばって!」と声をかけてくださったのである。
若手の本部職員が叫び続ける中での、小さな声である。しかし実に嬉しい声だった。感動する声だった。ここにも目を覚まし始めた本物の弟子がいたのだ。
しかし、30分くらいたつと、突然若手職員が、「申し訳ありません!トラックが入ります!!」と大声で叫びはじめた。なんと、超大型トラックが狭い路地に入り込んできて、車道の幅の半分ほどを占拠する形で停車したのだ。それも、私たちの前を完全にふさいでだ。
その車体なんと「20トン」。超大型トラックである。よくもこんな細い道路にこんな大型が入ってきたものだ。
正直、誰もがびっくりした。狭い車道に20トンの超大型トラックである。
若手職員のリーダーがずっと電話をしていた。サイレントを妨害するために前から手配していたのだろう。なんだか、人間が小さく見える程の大きなトラックである。
私はすぐさまサイレントアピールを続ける同志の心に影響があるのではないかと思った。
しかし、その姿は微塵もない。そんな姿は微塵もなかったのだ!
いや、それどころか、なんと皆が自然と分散して、申し合わせていたかのように、会員さんから見える位置に寄ったり、反対側の歩道に移動したりして横断幕を掲げているのである。まさに不軽菩薩である。何事もなかったかのようにサイレントを続けているのだ!
そして隣にいた遠方から駆け付けた同志が笑顔で私にこう言った。
「こんなことで負けませんよ!『難即誉(ほまれ)』です。」
なんだか涙がでてきた。
サイレントをしている同志はあくまで創価学会員である。その同志になんという仕打ちであろうか。それでも笑顔で「難即誉です」と語るのだ!
みな、なけなしのお金をかき集め、遠方から新幹線や夜行バス、そして飛行機を使ってただただ師匠の創価に戻って欲しいと、命を削って集ってきた。そしてこの仕打ちである。
しかし、あまりに偉大な不軽菩薩の如き非暴力・不服従の闘いに私は心から感動した。
師匠は厳然と仰せである。
「法難が起こるのは、経文に照らして、『正義の証明』であり、『難こそ誉れ』というのが、日蓮仏法のとらえ方である。」と。
私は言いたい!断じて言いたい!!
「不当な迫害にも揺るがない不屈の同志こそ、師匠に育てていただいた真の池田門下の弟子である!!」
第二部の懇談会に移動すると、同志がこう語った。
「あのトラックが突然来たとき、今の学会本部を象徴しているように思ったんです。力によって人を押さえつけようとする。対話をすれば良いだけなのに、言うことを聞かなければ反逆者として力を使って威圧しようとする。
あんなやり方を思いつくこと自体、今の学会本部を象徴していると思ったんです。」
その通りである。
サイレントに立つ会員は敵ではない。同志であり学会員である。先生が表舞台に立たれていた時の学会では到底考えられない暴挙だろう。
そしてこう続けた。
「しかし、その威圧に誰人たりとも臆さない!不軽菩薩のごとく、さっと移動し、また先生に届けとサイレントをし続ける。狭い側溝に立って、必死に手作りの横断幕を掲げて、こんな寒い中で師匠に届けとアピールをし続ける。あまりに健気な弟子の姿に、これこそが『正義』なんだと思ったんです!『正義の弟子』の姿がここにあるんだと思ったんです。」
さらに
「大きなトラックでした。あまりに大きなトラックが私たちをふさぎました。でもその大きなトラックを見上げた時、大きな空があった。先生は絶対に見ているんだ!先生は絶対に、狭い側溝の上に立つ小さな私たちを見ているんだと思って涙が出てきたんです!我が胸中に居られる師匠は全部見ていると思ったんです。大きなトラックから見れば小さな自分でした。でも、こんな小さな自分でも、師に届けと懸命に誓いを果たそうとする!これが正しい弟子の姿だと思ったんです。これでいいんです!絶対にこれでいいんです!!」と。
命の叫びであった。
あのトラックは学会本部が見過ごせないほどの勢いで、創価変革の同志の連帯が拡大している何よりの証左である。
大聖人そして池田先生の仰せのとおり、「難こそ誉れ」「難即前進」を実感できた大勝利のサイレントアピールをやり抜いた同志のお顔は、清々しく輝いていた。
こうして、大勝利のサイレントアピールによって今年一年を終えることができました。
今年一年、本当に本当にありがとうございました。
師弟不二に生き抜く同志の方々と出会い、絆を深めさせていただいくことが出来るのは、『創価変革のための座談会』を毎月のように開催できるお陰です。
そして、すべて『創価変革の闘い』を土台から支える「真心のカンパ」をして下さっている皆様方のおかげです。同志の真心のカンパの応援がなければ、現実的に今のような「創価変革の闘い」を進めることは到底出来ませんでした。
以前は、「闘い」にかかるすべての費用を自分たちの私財から出していました。
しかし、不甲斐なく解雇無効裁判に負けた私たちに、貯金が底をつくという事態が目の前に大きな壁となって立ちはだかりました。
全国各地で座談会を開催し、創価変革の闘いを進めていくためには、どうしても資金が必要となってくる。しかし、貯金は底をつき、このままでは闘いを継続することができない。悩み葛藤しました。
必死にアルバイトもしました。しかし、不甲斐なくも自分たちが生活するだけでもギリギリでした。
それまでに、たくさんの方々からカンパの申し入れを頂いていました。
「私は座談会やサイレントアピールに参加したくても諸事情があり、足を運ぶことが出来ません。でも、創価学会を師匠の仰せ通りの創価学会に変革したいという思いは一緒です。せめてカンパで応援をさせてもらいたい。」
本当に有難いお話にただただ感謝の思いでした。
しかし、その時は同志のご厚意に甘えてはならないと思い、丁重にお断りをさせて頂いていた。
しかし、どうしても月に一度を目指していた座談会が開けなくなっていきました。資金をためるには時間がかかる。なかなか戦いが進まない。
不甲斐ない自分を感じながらまずは資金をためることに専念しました。仕事をはじめ、資金調達の戦いを始めました。しかしそうした中、ありがたいことに、「私の地域で座談会を開いて欲しい。」「今月は座談会がないのですか。」と多くの方から要望を頂くようになりました。
そんな中、遠方の方面に配置転換された時、必死に支えて下さったご婦人が伝えて下さった。
「創価変革の闘いは、3人の闘いではない!自分の闘いです。それを自分が出来ないことを3人にやってもらっているんです!是非カンパを受け取るべきです!」と。
涙がでた。もっともっと自分は戦わなければと真心に涙がでた。ブログも、座談会も、サイレントアピールも全部、全部やらないといけないんだ。それが正しいんだと、ご婦人の真心に涙がでた。
私は真剣に祈り、思いました。
“原田執行部が変節した今、『創価変革の闘い』は、紛れもなく広宣流布の『核』たる闘いであり、その闘いに使うお金は、『広宣流布』のために使うお金であり我々だけの戦いではない”と。
私自身は本当に不完全な人間です。弱き自分です。今いる現実から逃避したくなる時もある。普通の生活に戻ろうかと誘惑にかられる時がある。
しかし、題目を上げ、師匠のご指導を読めば読むほど、今ここでこの闘いを止めることは、師匠と同志への最大の裏切り行為であり、そして何より自分自身を裏切る行為だと、いつも反省する毎日です。
“人生は闘いである。そして、ひとたび闘いを開始したならば前に進むか、逃げるしか道はない。
しかし、もし逃げたとしても、逃げた苦しみは永遠に続く。本当は、逃げれるということ自体、錯覚なのだ。
前を向き、顔を上げ、前進する以外に、道はないのだ!
やるからには、徹底してやり抜く以外に道はないのだ!!”
私たちは、ありのままの自分で、同志の真心をすべて受け切り、己の使命を己の人生をすべて捧げるんだと腹を決め戦う決意をしました。
こうした覚悟で、2年前から『創価変革の闘いにかかる費用のためのカンパ』をお願いさせていただいてきました。
本年も、すべて皆様からの多大なる真心のカンパによって、偉大なる「創価変革の闘い」を前進させることが出来ました。
1月の「広島座談会」を皮切りに、2月には80名を結集した「サイレントアピール」、3月「岐阜座談会」、4月には共戦の同志との初の共同開催となった「長野・飯田座談会」、そして5月は関西の地で「大阪座談会」を開催。
7月には埼玉の篠澤協司さんに対する不当な除名処分に断固抗議する「サイレントアピール」そして「九州・福岡座談会」、8月「横浜座談会」、9月は八王子の鎌田有子さんへの除名申請の撤回を求める「サイレントアピール」、10月は篠澤さんが迫害と闘われている地元「埼玉・坂戸座談会」、11月には関西は大迫害の地「京都座談会」。
そして、12月29日は、権力の抑圧に屈しない大勝利の「サイレントアピール」と、怒涛の如く前進し、今年だけでも延べ474名の創価変革の同志と連携を深めることができました。
本年、真心のカンパをしてくださった皆様にこの場をお借りして、心から御礼を申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。
またご連絡先が分からない方には、御礼の電話も出来ておらず、誠に申し訳ない思いです。
重ねてこの場をお借りして御礼申し上げます。
本当に、本当に、ありがとうございました。
※カンパは座談会の会場費、会場で使用する機材、登壇者と会合運営をして下さった方への交通費、以外の目的で使用することは絶対にありません。
明年は、学会本部の不知恩の弟子たちが、偉大なる師匠池田先生を会長辞任に追い込んだ『嵐の昭和54年』から満40年である。 そして、春には統一地方選挙、夏には参議院選挙が予定されている。近年の公明票は年々落ち込んでおり、“創価学会の弱体化”は誰の目にも明らかとなってきている。その元凶は師弟を見失っている学会本部執行部にある。 それゆえに、「権力の魔性」に取り憑かれた学会本部はその“威信”をかけて、尊き学会員の方々を“選挙の駒”として使い、なりふり構わず躍起になって闘いを起こしてくることが目に見えている。 ゆえにだからこそ、明年こそ“学会本部の変質の実態”を明確にあぶり出し、すべての学会員の方々が気付くように明確に示しゆく絶好の年である! 創価三代の師匠が示してくださった「師弟不二の精神」と「死身弘法の実践」を忘れれば、一切の歯車が狂い、組織が変貌してしまうことは自明である! ならば学会本部をもう一度、三代会長の「思想」と「精神」に戻す年こそ、明年である! 明年2019年を『創価変革の大勝利の年』と定め、いよいよ創価を愛する私たちが己の意思で行動を開始し、断固として師匠の仇を討ち、三代が命懸けで築かれた偉大なる創価学会の再建を、共々に進めて参りたい!!
◆ 今回ブログの「トラック」について
ブログ読者の方から、「あのトラックは通常業務の一環であり、特段、サイレントアピールへの妨害を目的としたものではない」旨のご意見がありました。
私たちも、あのトラックは間違いなく、「業務」として来たと思っています。
ただ、原田執行部が「業務の都合」と関連付けてサイレントを妨害するために、あの「トラック」を利用した可能性は否定できないと思っています。
しかし、業務だと主張する方の問い合わせに対し、業務でないことを私たちは証明できる方法はありません。ゆえにあのトラックは業務であると考えるべきなのでしょう。
そうであれば、トラックを運転された方や、その場で作業されていた方は依頼された業務をやっていただけで、サイレントアピールに対する害意はなかったのでしょう。
むしろ私たちは、そうであることを願っています。
なぜなら、私たちが変革すべきと考えているのは、あくまで学会本部に巣くう“権力の魔性”に食い破られた原田会長を筆頭とする本部執行部であり、「創価学会」自体は師匠の仰るとおり“善の中の善”の存在であるとの思いがあるからです。
“池田先生の仰せ通りの創価に戻したい”
私たちの思いは、ただただこの一点にあります。
トラックが侵入してきた道は一方通行の極めて狭い道路でした。そこに超大型トラック(車両総重量20トン)が、サイレントアピールがある時間帯に停車しました。そして、公道の半分を占めるようにして交差点付近に停車し、1時間限定のサイレントアピールの最中に30分以上、サイレントアピールのど真ん中に立ちふさがったのです。
その場にいた本部職員たちも、その時間にトラックがやってくることを事前に分かっていたかのような対応でした。
この日、大誓堂前の歩道(公道)も、大誓堂での会合がないにも関わらず、多くの本部職員で埋め尽くされていました。私たちが行なうサイレントアピールを妨害しようとしていることは明らかでした。
決して広くない歩道にもわざわざ本部職員が横並びになって「ご迷惑をお掛けしてすいません!」と連呼する。その後ろで、私たちは側溝まで下がって狭い中でサイレントアピールを行っていました。
そして、近隣の店舗前の歩道には、ビデオカメラを持った幾人ものスーツ姿の本部職員や日光警備の人たちが私たちの様子を撮影し続けていました。
ある日光警備の警備員は、車道の中央まで出てトラックの運転席のドア付近から、サイレントアピール参加者にビデオカメラを向けて撮影し続けるという、危険な状況も見られました。
私たちの目の前に立ちはだかる本部職員は、携帯電話でしきりにどこかとやり取りをしていました。
そのような状況で、本部職員に誘導されるようなかたちで大型トラックが入って来て、私たちの目の前で停車し、30分以上作業を続ける。
こうした様子は、サイレントに参加した誰もが、極めて不自然に感じた出来事であったということは厳然たる事実です。わざわざ、業務のトラックをあの日、あの時間帯にピッタリと来るように合わせ連携を取ったように感じたことも事実です。
ゆえに、私たちはあの“サイレントアピールを妨害するなんらかの意図が無いとは言えないのではないか”というのが思いでした。
現場に居合わせた私たちは、自らは表に出て対話をしない、自分の手は汚さず、懸命に働く現場の学会員の方々を使って民衆の声を封じようとする“権力者の小さな境涯”を感じました。
このブログを読んで下さる皆様には、トラックが入ってきた点については、トラックの運転手や現場の作業の方が行っていたのはあくまでも「業務であった」とのことであり、私たちのブログがその方々を非難する意図で書いたものではないということをご理解頂ければ有難いです。
もう一度言わせて頂きます。業務をしていた方々を批判する気持ちは一切ありません。
ともあれ、本部職員や日光警備の人たちのサイレントアピールに対する嫌がらせ行為(盗撮、大誓堂前の占拠、大人数の役員配置)は常軌を逸したものがあります。
「対話こそ、宗教の生命線である」との理念を掲げる創価学会において、話し合いさえできれば、こんな事態にはならないと思うのです。
従いまして心ある同志の皆さんは、次回以降のサイレントアピールで、歩道や店舗内でサイレント参加者を黙々と「盗撮」している人間を見かけたら、「こそこそと隠れて盗撮するのではなく、堂々と彼らと対話したらどうか。それが“学会精神”ではないか!みっともない!!」と、伝えて頂けたら嬉しく思います。私たちは逃げも隠れもしません。いつでも「対話をさせてもらいたい」と思っています。
今回のサイレントアピールは、「年末」であれば会合がないため、大誓堂前で本部職員による妨害が無く行えるのではないか、また、普段は土日が仕事でサイレントアピールに来られないという方の意見を伺い、そのような方でも年末であればご参加して頂けるのではないかとの思いで行いました。
私たちは、自分たちが全て正しいなどとは全く思っていません。様々な考え方を聞きながら、何が今必要な考えなのかを判断しながら、今の原田執行部と戦うことが重要であると思っています。
これからも、出来る限り多くの方々のご意見を伺いながら、本部変革の戦いを進めて参ります。
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