2018.7.19撮影 JR信濃町駅前にて
本年を締めくくる「12月29日学会本部前サイレントアピール」まで、残り1ヶ月を切った。
この日を目指し、今、滝川の母・光子さんは不撓不屈の「対話」の闘いを起こされている。
「今、原田会長に22通目となる手紙を書いています。
池田先生の弟子として正義の声を上げる会員を、冷酷にも切り捨てる原田会長との対話を絶対に諦めません!
師匠の仰る通りの創価学会に戻す、それが私にできる恩返しです!」
そう語る瞳は輝き、眩いばかりの笑みを浮かべられている。
今から15年前、スキルス性の乳癌の告知を受け、余命3カ月を言い渡された光子さんは、信心で見事に克服した。
ところが手術後11年目に骨転移が発覚し、最も怖れていた「再発」に襲われる。
担当医は余命について明言を避けた。一瞬、眼の前が真っ暗になった。しかし光子さんの胸中には師匠との誓いが赤々と燃えていたのである。不安もあった。しかし同志から熱き激励を頂き、創価変革に生き抜くことを誓われる。
「まだ死ねない!私にはやらねばならない使命があるのだから。
負けるわけにはいかない!弱音を吐いている暇なんかない!生きて生きて、生き抜くんだ!」
御本尊にひたぶるに祈り、すぐに治療を開始。そして迎えた診察日、なんと劇的に改善が見られたのである。生きられる希望に光子さんは涙をおさえられなかった。
「先生、御本尊様、本当にありがとうございます!
まだ生きられる!私は生きられる!生きれるならば、まだ闘える!!」
早速、原田会長に手紙を書くことを決意した。
創価の未来を担う青年たちへの不当な除名処分はおかしいと。
創価変革の正しい行動をやり続ける中で、治療が功を奏していく。そして、なんと見事に骨転移が消えたのである。
医師は「奇跡だ!」と驚愕した。
光子さんはいよいよ確信を深くした。
「創価を変えていく行動が正しいことを癌は教えてくれた!
限りある人生を懸命に生き抜くことが正しいことを、私に伝えてくれた!
“変毒為薬”そして“更賜寿命”をわが身で証明させていただいた御本尊様、本当にありがとうございます。
何があっても負けない人生を教えてくださった池田先生、本当に本当にありがとうございます!
病は、創価変革の闘いには一切障りをなしていない。
私は絶対に、原田会長と対話をするその日まで諦めない!」
ところが2017年12月、再び全身への多発性骨転移が新たに発覚したのである。
三度目の癌である。まさに「あきらめ」という自身の内なる敵との闘いであった。
光子さんはすぐに「癌の再再発」との闘いを開始する。
自分の病状に合う最高の治療方法を求めて、いくつも病院を当たった。そして幾人もの医師たちと対話を重ね、乳がんの骨転移の治療について調べ尽くした。
「私が癌を治すんだ!」
医師を頼るのではなく、“自分の病気は自分で治す”との気迫がみなぎっていた。光子さんは最善の方法だと納得した治療を決断される。
抗がん剤での治療のため、当初、髪がごっそり抜けるなどの副作用があった。しかし、真剣に題目を上げ抜き、食事も必死に知恵をしぼって工夫していった。
「私には創価を取り戻す戦いがある!まだ死ねない!師匠の創価を護るんだ!!」
まさに命を削る壮絶な病との闘いの中でも、光子さんは、地元の座談会や本部幹部会同時中継に出続け、堂々と、自分のありのままの姿を見せ続けていった。
「私は創価の変革も、自分自身の変革も諦めない!」と。
さらに学会本部前でのサイレントアピールに立ち、『師匠の創価にかえれ!』との横断幕を本部職員に突き付ける。そして、原田会長にも手紙を書き続け、「対話」を求める闘いを間断なく起こし続けているのである。
ある朝、光子さんは再再発の癌との戦いの中で息子の清志にこう語った。
「毎日、朝目を覚ますと今日も命があった、みんなのおかけだと感謝し、戦闘開始だと出発しているよ。
絶対に先生のために生きて生きて生き抜くんだ!
先生の創価を取り戻すんだ!
私は何があっても使命を果たすまで死なない!諦めない!」と。
この言葉を聞いた時、なんだか涙が溢れて止まらなかった。
何があっても、どんな困難があっても、先生と同志への感謝と未来への希望を忘れぬ偉大な母。
母は、日々、「創価変革は自分がやる!」との烈々たる気迫で一日をスタートしているのである。
そして癌の再再発から2年がたった先日11月21日、病院での診察を受けた結果、なんと主治医から驚きの声でこう伝えられたのである。
「消えてるよ!!滝川さん、消えてるよ!!無いよ!」と。
そして診断書にはこう記載された。
「全身の骨転移の所見なし」「肺・肝臓への遠隔転移なし」「リンパ腺への転移所見なし」と。
他の臓器やリンパ節への転移もまったくなく、骨転移が完全に消えていたのである!
母は、またしても癌に勝ったのだ!!
しかも不思議なことに、なんと以前よりも骨量が増え、ますます健康になっているという。
またしても病に勝った母の笑顔は、輝く太陽のように晴れ晴れとしていた。
「またまた皆さんの題目のおかげだよ。
今度も癌に勝ったよ、生きれるよ!
さぁいよいよこれからだよ!
絶対に先生の創価を取り戻すよ!」
今、母は原田会長に22通目となる手紙を書き進めている。
自分の闘いを闘い抜いて、来る「12月29日(土)のサイレントアピール」に集うのだと、深く深く決意している。
師匠は仰っている。
「『難即悟達』である。
『法難即広宣流布』である。
大聖人は、身をもって教えてくださった。
いかなる絶体絶命にあろうと、強盛なる信心の溶鉱炉が燃えていれば、断じて勝てるのだ!と。
難に負けるな!
敵に負けるな!
病に負けるな!
己に負けるな!
勝ってこそ、幸福の『太陽』は昇る。勝ってこそ、広宣流布の『太陽』は昇る。」(池田名誉会長「随筆 新・人間革命」)と。
どこまでも学会の中心は、いち会員であり、師弟である! 師弟を見失っている今の学会本部、原田執行部が中心ではない! 創価を愛し、創価の変革を祈り闘い抜くあなたこそが創価学会であり、創価の主役なのだ! “民衆が主役の創価学会”を、“自身こそ主役の創価学会”を、 私たちが断固、取り戻す!
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