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執筆者の写真創価学会元職員3名

106「9・15サイレントアピール」への決意①

更新日:2018年10月21日

 昨日、除名処分撤回の異議申し立てをされている埼玉の篠澤協司さんから、ご連絡を頂いた。  なんと『除名確定』とのことである。  通知書に書かれた主な理由。  それは、 『原田会長を中心とする執行部に対して誹謗中傷を繰り返したこと』  本当に開いた口が塞がらない。  いったいぜんたい、本部執行部はどれだけ自分たちが偉いと勘違いをしているのだろうか!  創価を愛するゆえの「建設的な意見」も、『執行部批判』の一言で封じこめ、意見した学会員を排除。  完全に、完全に狂っていると思えてならない!

 そもそも、『執行部批判』を除名の理由とするならば、篠澤さんが行なった本部執行部批判の具体的な内容について、その正否を問わなければならないことは当然であろう。  しかし、通知書には、そうした記載は一切ない。  篠澤さんが抗議した内容、それは 「池田先生の平和思想と真逆の方向性である『安保法制を推進するおかしい公明党』に反対の声明を出さないばかりか、全面的に支援をし続けている学会本部(特に執行部)はおかしい」との内容である。  この抗議のどこが、師匠の仰せに照らし間違っているというのか!  誰がどう見ても、篠澤さんの主張は正しいと思うのではなかろうか。 『武力という抑止力』を土台とした安保法制が、師匠の絶対平和の思想と真逆であり、間違っていることは、これまで師匠がおっしゃってきたあまたのご指導に照らせば、明らかすぎるほど明らかではなかろうか。 「一切の軍備は撤廃すべきであるというのが、私の信念です」  また、「相手に恐怖感を与え、戦争抑止に役立てようとするこの考え方は、徹頭徹尾、相手への不信感に根差すものである。不信は不信を呼び、相互不信の悪循環はとどまるところをしらない。(中略)抑止力信仰の破綻は明らかである」 など。

 師匠は一貫して弟子が進むべき方向を指し示してくださっている。  むろん、今すぐに実現することは難しい。しかし知恵と勇気の戦いで、創価学会と公明が力を合わせ、断じてその方向へ進みなさいと。  しかし、明らかに安保法制の内容は真逆だった。  だからこそ、篠澤さんは悩み、一人勇気の声をあげたのだ。

 学会本部はその篠澤さんを除名!  いつから原点である師匠のご指導を捨ててしまったのか!

 池田先生は、原田会長が創価学会第6代会長に就任した2006年11月の学会本部職員全体会議の席上、まるで現在の原田執行部の師敵対の所業を予測されるかのように、以下のご指導をして下さった。 「三代の師弟の魂が根本である。  もしも将来、原理原則を踏み外すような幹部が現れたならば、断じて許してはいけない。異体同心の革命児の弟子たちが、猛然と戦い抜いて、三代の正しい軌道へと戻していくのだ」と。  ならば、池田先生の絶対平和の思想を裏切っている現在の公明党と学会本部(特に原田執行部)に対して、声を上げることが正義であることは明白ではなかろうか!  篠澤さんの抗議は絶対に正しい!  師匠の仰せを、命懸けで護り抜く模範の弟子である!

 共戦の同志に対する極刑の報告に、胸が締め付けられた私はすぐに篠澤さんに電話をさせていただいた。  しかし篠澤さんは第一声、「ついに除名確定です。しかし本当に理由がない処分です!いよいよ原田執行部のおかしさを明らかにし、退陣させなければなりません!」と、強き決意を話される。 「難即安楽」を確信された大音声に、胸が震えた。 “愛する創価学会から除名”  悔しさに涙がこみ上げた。  絶対に、絶対にあってはならぬ!  真面目一筋に、現場の第一線で闘い抜いてこられた師匠の弟子を、一体何だと思っているのか!  私は篠澤さんにお伝えさせていただいた。 「篠澤さん、生きるも死ぬも一緒です!絶対に除名を撤回させるまで共に闘わせていただきます!」と。  すると篠澤さんは、笑みを浮かべて応えて下さった。 「もちろんです野口さん。ここまで来たら三世永遠に同志です!絶対に、創価を取り戻しましょう!」と。  私は、師匠の命ともいうべき学会員の篠澤協司さんを除名にした学会本部が完全に師に敵対していることを確信した。

 今、学会本部は、最前線で創価変革に闘う同志の迫害に躍起になっている。  学会本部の権力者たちは、篠澤協司さんだけでは飽き足らず、「三代の創価に戻れ!」と師匠を宣揚する鎌田有子さんに対しても『除名の刃』を突き付けてきた。来月9月15日(土)13時から、鎌田さんに対する除名審査の面談が行われる予定である。  あるご婦人が横浜座談会で涙ながらに語られた。 「(今回除名申請を上げられた)鎌田さんは婦人部の鏡のような方だと私は思っています。  鎌田さんを救う闘いをしようと思って、今日は来ました。  本当に鎌田さんを守りたいと思います!」と。  まったく同じ思いである!  学会本部の同志弾圧の行為を、絶対に許すことはない!  さらに、鎌田さんの隣に座られていた壮年の方は、横浜座談会に参加する前に、信濃町の大誓堂前で「一人サイレントアピール」を決行されてきたというのである!  その方は鋭い眼光でおっしゃった。 「池田先生に、これ以上『弟子がいない』と言わせたくないんです!学会精神は『一人立つ』です!」  その手に握られた自作の横断幕には、「原田創価は、“先生の創価”にあらず!無辜(何の罪もない)の“民衆”を慈しめ!」と魂こもる文字が躍動していた。  民衆の怒りは頂点に達している! “同志の首を次々と斬っていく原田執行部を許さない!” “創価の中心は本部執行部ではない!断固、師匠の命である学会員一人ひとりである!”  鎌田さんの除名審査面談の同日同時刻である9月15日(土)13時から、大結集の学会本部前サイレントアピールを断固、決行する決意である!


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