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執筆者の写真創価学会元職員3名

102「7・15(日)九州・福岡座談会」式次第発表!

 師匠池田先生が表舞台に出られなくなってから8年。今、創価学会は、学会本部が打ち出した方針に異を唱えたり、建設的な意見を言ったりする学会員に対して、「レッテル」を貼り、「排除」し、「処分」を下すという独善的、官僚的な組織になってきている。  そうした中、全国各地では、会の発展を願う心ある学会員の方々が次々と声を上げている。 「会員の話をまともに聞かずに処分することはおかしい!」  「近年の教義・会則の変更は創価の根本を揺るがす問題である!」  「安保法制は師匠の平和思想に反している!撤回させよ!」  しかし学会本部は、会員の疑問に対し、まともに説明すらせず、まったく話し合おうとしない。そればかりか、逆に意見を言う会員、本部の意向に従わない会員を力で抑えつけ、排除し続けているのである。  対話の創価にあって、力の論理は絶対におかしい!  創価三代の師匠(初代牧口先生、第2代戸田先生、第3代池田先生)が死にもの狂いで守り抜かれたのは『人間主義』の思想と精神であり、その根幹はどこまでも『対話』である。  師匠池田先生は、胸襟を開いた『対話』によって、世界192か国・地域にSGIを拡大され、世界の平和を厳然と構築されてきたのである。  ならば、弟子である私たちの使命は明白である。  どこまでも納得と共感の『対話』(平和的手段)によって、創価学会を末法万年に渡って護り抜き、発展させることではないか!  こうした決意で創価変革のために怒涛の前進を続ける私たちは、いよいよ2日後に「7・15(日)九州・福岡座談会」を開催する。  2016年2月から始めた「創価変革のための座談会」は今回で20回目となる。  式次第ですが、現状、以下のように考えています。

 今回ご登壇いただくAさんは、現場組織で地区部長という大黒柱の役割を担われている方である。  Aさんは、師匠池田先生の平和思想を根底から覆す『安保法制』を推進する公明党と、それを擁護・支援する信濃町の学会本部に対し疑問を持たれる。そして地元の幹部に対し、現在の公明党や本部執行部に疑問があることを話していかれたのである。  すると、地元の幹部は“元職員3人の写真”を見せ、「君の話を聞いていると、コイツらと繋がっているようだが知っているか?」と聞いてきたという。  唐突な話に、Aさんは苦笑いするしかなかった。  なぜなら、Aさんは私たち3人と知り合う以前から、自発的に本部執行部の狂いに対して声を上げていたからである。 “3人との繋がり”などまったく関係ない話であった。  Aさんは自らの信念を貫き、今年2月には、顔を出して正々堂々と学会本部前のサイレントアピールに参加した。  そして、本部執行部に対して、「日本を戦争に導く 安保法制と共謀罪法の廃止のために闘え!」とのスローガンを掲げ切ったのである。  さらに地元へ戻ってからも、自分が担当する地区員である学会員さんに、サイレントアピールに参加したことを伝えていかれたのである。  ものすごい気迫の行動である!  学会の最前線で重役を担いながら、それでも師匠の仰せに照らして“おかしいこと”には妥協せず声を上げ、己が“正しい”と信じることをやり続ける葛藤と忍耐の闘いは並大抵ではない。  師匠はAさんのような弟子が立ち上がることを待ち望んでいらっしゃると思えてならない。

 しかし、その直後、Aさんに対する査問が始まった。  地元の最高幹部は、「あの3人(小平・滝川・野口)は池田先生を自分たちの為だけに利用している反逆者だ。そいつらと行動を共にするお前も反逆者だ。今、この場で3人と手を切ること、今までの事を反省すると誓え。そうすれば許してやる。」とAさんに迫ってきたのである。  しかし、信念に生き抜くAさんは動じない。沈着冷静に、「3人とはこれからも行動を共にする。反省などしない。」ときっぱりと言い切られたという。  すると幹部はAさんにこう伝えた。 「本日をもって活動停止処分とする。会員に会うことは止めてもらう。」と。  本当に狂っているとしか言いようがない!  何度も言うが、“3人とのつながり”など関係ない話である。  Aさんが問題視したのは、“師匠池田先生の平和思想を根底から覆す『安保法制』を推進する公明党を学会本部が擁護・支援していること”である。  学会本部はそれに対して、明確に回答すれば良いだけの話である。  しかし、それをしないだけでなく、「3人と縁を切らないから」との理由でAさんを活動停止にしたのである。  もはや意味が分からない!  これが本当に信仰のある人間のやり方なのだろうか!  しかし、Aさんは悠々と語られる。 「処分を受け、ショックを受けるのではなく、私の生命は呪縛から解き放たれたかのように躍動しました。」と。  あまりに偉大なAさんの心に触れ、我が心も震えた。  真の信仰者の魂とは、こうした心を言うのではないか!  その日以降、Aさんは地域の学会員さんからは無視されるようになり、明らかに“反逆者扱い”を受けていく。  そして、さらなる難がAさんを襲った。  先日7月9日、突然、地元の最高幹部ら3人が活動停止中のAさん宅に家庭訪問に訪れ、「3人とはこれからも一緒に行動しますか?」と確認してきたのである。  Aさんは、「はい。」と答えた。  さらに幹部は、念を押してくる。 「創価学会に対する行動は止めませんか?」  すかさずAさんは、「はい。」と答える。  すると、幹部は、“人事委員会でAさんの『役職の解任処分』を検討する”と告げたのである。  しかし、愛する創価のために尽くし、師匠の仰せを守り抜いてこられたAさんの心は、晴れ晴れとしていた。 「次回は会館に呼び出され、『役職の解任』を言い渡されます」と笑顔で伝えてくださった。  あまりに深き覚悟に、涙が込み上げてならない。  Aさんは一つも間違ったことをしていない。このAさんの正義の行動を妙法は厳然と見ていると思えてならない!

 日蓮大聖人の仏法では、「正法(師弟の行動)」を貫き通す中で必ず難が起こると説かれている。  師匠は明確に述べられている。 「これまで、苦難を避ける、ずるい人間もいた。自分の利益しか考えない。そのくせ威張る。揚げ句は師匠さえも“飾り”にして利用する。それは全部、信心なき、陰謀の人間たちであった。  難を乗り越えて、仏になれる。『難こそ誉れ』。これが仏法者である。  その深き魂を忘れて、“口先でうまく言っておけばいい”と要領に走り、格好だけつける ── そんな惰弱(だじゃく)な学会をつくりたくない。いな、断じてつくってはならない。  ホール・ケインは、小説『永遠の都』の中で綴っている。  『苦しみを甘んじて受け、耐え忍んで強くなってきた人間こそ、この世でいちばん強い人間なのだ』  苦難に打ち勝った人が真の勝利者である。これが真実の学会の同志の姿である。」(2006・3・9 第58回本部幹部会)

 「難こそ前進」であり、「難こそ安楽」である!  そして、「難こそ誉」であり、「難即悟達」である!  自ら難を起こし、その難を乗り越えていくなかに、三世永遠に輝き渡る金剛不壊の自身の生命を築くことができるのである。  さあ、先駆の九州から、創価変革の正義の狼煙を上げていきたい!  断じて、この一生で師匠へのご恩をお返ししていくために!  断じて、我が誓願を果たし抜くために!

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