今、学会本部は、創価変革に立ち上がる民衆の動きを極度に警戒し、その勢いを阻止することに躍起になっている。
先日ある同志の方から伺った話では、私たち3人と会員Aさんの実名を上げて誹謗した、本年5月16日付『創価新報の中傷記事』のコピーが、会館のトレニアの上に山積みになって配布されていたという。
また、ある婦人部の方は、会館の大広間に入ると椅子の座席の色がいつもと違い白くなっていることに気付かれたという。近づいて見ると、なんと会合が始まる事前に、椅子一つ一つに『創価新報の中傷記事』のコピーが置かれており、意図的に全参加者が手に取るようにされていたという。
よくも、事実をねじ曲げたいい加減な創価新報の批判記事(詳細はブログ「◎1~◎8」を参照)を使って、大々的な批判ができるものだと恐ろしくなる。
しかし、会合で話す幹部職員にとっては事実などどうでもよく、純粋な会員の方々を前にこう言うのだろう。
「今、創価学会全体として問題視している3人は、本部職員を解雇され、除名されるほどのことをやった人間たちです」
「学会本部が決めた処分だから疑う余地はない」と。
「学会本部だから正しい」――この独善的な思想こそ、今の創価の狂いの元凶だと感じる。
師匠池田先生は明確に仰っている。
「皆がおかしいと思っても、それを口に出せないような特別な存在を、つくってはならない。学会は、峻厳な師弟の精神に貫かれた、平等な同志の世界である。
悪に対しては、勇敢に声を上げることだ。徹して強く責めることだ。
臆病ではいけない。臆病は、ずるい。ずるいのは『悪』である。
悪を見ながら、放っておいて戦わないと、自分が悪と同じになってしまう。」
「たとえ、会長であっても、特別な存在ではないのだ。」
おかしなことはおかしいと話し合える平等な世界。
悪に対して声を上げる清浄な世界。
どこまでも「民衆が主役の創価」の世界を、師匠は命がけで築いてくださった。
その大恩ある師への想いを胸に、愛する創価を守るため陸続と立ち上がる「地涌の菩薩」の集いが、先月5月、関西は大阪の地で開催された。
大阪座談会に集われた方の中には、なんと創価新報の批判記事を見たことがきっかけでブログや『実名告発 創価学会』を知り、「自分の目で確かめなければいけない」といって緊張されながらも参加してくださった方が複数名いらっしゃった。
本当にありがたいと思いました。
「認識せずして評価することなかれ」との牧口先生の精神が脈打つそのご行動に、胸が熱くなりました。
“ただただ、三代の師匠の仰せ通りに正しく行動する。”その振る舞いこそ、師匠が教えて下さった信心の根幹だとあらためて感じてなりませんでした。
奇しくも創価新報の批判記事が広まることで、創価変革のうねりは加速度を増している。まさに「難即前進」を肌身で実感させていただいた。
参加者のお一人で、関西婦人部のAさんは思いを語ってくださった。
「私は学会3世で、私のおばあちゃんは池田先生が大阪で1万1111世帯の大折伏をされた時に入会した一人なんです。雨の降る中で行なわれた会合に行くと、凛とした青年の声が聞こえてきたそうです。その声を聞いた瞬間、『この人は信用できる』って不思議と思ったそうです。それが若き池田先生との出会いでした。」
Aさんの声に徐々に熱気がこもっていく。
「私たち一家はそれから3世代にわたって、一生懸命に学会活動してきました。新聞配達もし、公明党も全力で支援し、我が子も創価の学び舎で育ちました。そのために必死に働いてきました。自分でいうもの何ですが創価学会に尽くしてきた功労者だと思います。
でも、今は組織の中で“安保は絶対に池田先生の絶対平和思想に反している”と言ったら、白い目で見られるんです。おかしいじゃないですか!
もうほんっとに悔しいんです!私は今の執行部に乗っ取られた創価学会を絶対に取り返しますから!
負けるわけにはいきません!闘いましょう!!
題目を上げ抜いて先生の創価学会を取り返しましょう!!」
Aさんは固く拳を握りしめる。
その真剣な眼差しに、私は涙が込み上げた。
私はAさんの目を見つめながら、
「絶対に負けるわけにいきません!創価学会は先生の命です。僕ら一人ひとりの創価学会です。一部の狂った権力者に乗っ取られるわけにいきません!
絶対に取り返しましょう!創価の変革を僕は諦めません!死ぬ最後の瞬間まで、自分を育ててくれた大恩ある師匠と創価学会のために尽くし抜いて死ねれば、本当に幸せです」と決意をお伝えさせていただいた。
Aさんの目にも涙がにじんでいた。
Aさんは声を詰まらせながら、熱き思いを語られる。
「おばあちゃんは先生と同じ時代に生きて幸せだったと思いますが、私は、弟子が立ち上がる今この時代に生まれて、ほんとに幸せです!
昭和54年は先生が闘ってくださって、今度は弟子の私たちが闘う場を先生は作ってくださったように思います。
先生のためにこの闘いが出来ることが、私は何より嬉しいです!今日の座談会で同じ思いの方々に出会えて、本当に勇気をもらいました。
今の私の闘いを、おばあちゃんもきっと喜んでくれてると思います。私の勝利はおばあちゃんの勝利でもあると思っています。」
ただただ、愛する創価を守りたい!
創価を守り抜いてくださった師匠に恩返しがしたい!
組織の中で冷たい仕打ちに遭われても一歩も引かないAさんのお姿に、師弟に生き抜く弟子の姿勢を学ばせていただきました。
そのAさんが、3日前に電話をくださった。
なんと突如、分県幹部3人が家を訪問してきて、『役職解任』を言い渡してきたのだという。
私は耳を疑った。
幹部たちは、「創価新報を見たか?」「あの辺と関わってないか?」としきりに尋ねてきたという。
Aさんは堂々と、「見ましたよ。」「関わっていることの何が悪いんですか。」と即答される。
すると幹部は、「仲間は何人いるのか?」と、創価変革の繋がりの規模を探るような質問をしてきたという。
すかさずAさんは、「たくさんいますよ。」と毅然と振る舞われる。
この時のやり取りを、Aさんは元気いっぱいに語ってくださった。
「帰りに幹部を見送るときに、『また話しましょう』と伝えたんです。すると幹部は、『また来ます』と苦笑いをして帰られました。
本当は人のいい方なんです。上から言われてしょうがなく来ていました。」
自分に処分を言い渡した幹部にさえも、誠実に「対話」を呼びかけるAさんの闘いは、まさに不軽菩薩そのものである。
Aさんは大確信で話される。
「私は学会3世です。どれほど祖父母の代から学会に尽くしてきたか。自分で言うのもおこがましいですが、創価学会の大功労者です。
その私をいとも簡単に役職解任にしてしまう。
本当に、今の創価学会はおかしい!
題目しかありません。私は絶対にあきらめません!題目をあげ抜き、創価を変えるまで闘いますから!!」
学会3世の創価の大功労者を、突然、役職解任。
もはや誰の目にも、創価の狂いは明らかである!
Aさんだけではない。今や関西や九州のいたる所で査問が繰り返され、師匠の仰せ通りに生き抜こうとする同志に対する不当な処分が下されているのである。
学会本部の言いなりになって、尊き学会員をいじめる幹部職員に私は言いたい!
なぜ「対話」をしないのか!
おかしいのは“執行部批判”を理由に会員を不当に処分する現本部執行部ではないか!
“法主は絶対”ではないと学んだはずである!
“執行部は絶対”そんな創価学会は師匠の創価ではない!
いい加減に目を覚ませ!あなたは誰の弟子なのか!
こうした会員弾圧を繰り返す本部執行部の狙いは、埼玉の篠澤協司さんを不当に除名処分したことに対する「サイレントアピール」を恐れ、学会員の目をそらさせるためである。
いよいよ民衆の正義の声を結集するサイレントアピールが、現本部執行部を揺り動かすまでに拡大してきた証であると確信する!
“問答無用に友を除名”
“創価に尽くし抜いてきた大功労者を役職解任”
私は絶対に、絶対に許さない!
広宣流布とは「友」のための法戦であり、「友」のために私は命を懸けて闘う! 私たちはさらなる善の連帯の拡大を決意し、7月の創価変革の座談会を、お声掛けいただいた九州・福岡の地で開催することを決意しました。 権力を振りかざし問答無用に会員を切り捨てる現本部執行部の手から、愛する創価学会を断じて取り返す!
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