一昨日4月10日(火)、東京地方裁判所で、学会本部と係争中の労働裁判の第13回目の期日である口頭弁論が行われました。
快晴の空の下、広島県から駆け付けてくださった同志を始め、過去最高である30名近い方々が傍聴に来てくださいました。
お越しくださった皆様、またお題目を送って下さった皆さん、本当に、本当にありがとうございました。
【当日の裁判後に、ビデオジャーナリストの湯本さんの取材がありました。動画をアップしました。よろしければご覧ください。】
■ 本件裁判について
この裁判は、学会本部の在り方や本部職員の不正に対して声を上げた私たち3名を疎んじ、「踏み絵」のような誓約書を突き付け、さらに誓約書の提出を拒否した私たちを徹底して排除した学会本部の執行部と、どこまでも池田先生を師匠とし、創価三代の師匠が死に物狂いで築き上げた創価学会を取り戻すために、諦めずに戦い続ける私たちとの闘いです。
私たちは2012年10月まで創価学会の本部職員として10年以上勤め、学会本部の実態を見てきました。
表向きの「創価学会は三代の師匠を永遠の指導者とする」という大義とは裏腹に、今の学会本部は、運営を執行している原田会長を中心とする本部執行部が、師匠池田先生を自分たちに都合よく利用している実態がありました。
師匠池田先生は、職員の不正などの悪い報告が上がってこない執行部の保身・隠ぺいの体質を憂慮され、2002年6月26日に、突然、職員全体会議に参加されました。そして全職員に対し、「次の100年のため、悪い職員がいたら報告しなさい」と指示をしてくださったのです。
さらに、その後も職員全体会議に参加され、「(学会本部の中で問題が生じた場合には執行部のメンバーの一人である)長谷川重夫第一庶務室総主事に報告しなさい。長谷川から全部(先生に)伝わるから。」と言われ、職員の不正を池田先生に報告する窓口として長谷川第一庶務室総主事(現理事長)を指名されました。その場で長谷川氏は、全職員の前で「はい!」と言って立ち上がりお辞儀までするなど、師匠は徹底して隠蔽体質を打破する手を打ってくださっていました。
しかし、私たちは、本部執行部がその師匠の仰せに反し、特に『本部執行部の問題』など自分たちの責任問題となるような都合が悪い報告は、絶対に師匠の耳に入れないように握り潰してきた実態を嫌というほど見てきたのです。
しかも、そうした時には決まって「そんな報告をすれば師匠にご迷惑をおかけすることになる!君たちは師匠利用だ!」と、まるで“師匠をおもんばかっている”という善人を装い、逆に師匠の仰せ通りに行動した人間を“師匠を利用している”と言って責めたのです。
この裁判でも学会本部は会則を引用し、「池田名誉会長は、創価学会の『永遠の指導者』、『永遠の師匠』であり、創価学会の会務・組織・法人運営については、会長以下の執行部を中心に行うこととされている」と裁判書面で主張し、本部執行部自身が師匠の仰せに従わなかったことを平然と誤魔化し、正当化しています。
昭和54年、原田現会長を含めた当時の最高幹部たちが全員師匠池田先生を裏切り、第3代会長を辞任させた弟子の敗北がいまだに続いていることを感じてなりません。
しかし、この裁判で、学会本部が決定した私たちに対する「配置転換」と「譴責処分」が適正な手続きで履行されていないことが証明されれば、学会本部に債務不履行責任が生じ、原田会長を中心とする本部執行部の責任問題となることは必至です。
ただただ、師匠池田先生の仰せ通りに、行動する!
私たちは、断じて「師弟不二」の信心を貫いてまいります!
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