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  • 執筆者の写真創価学会元職員3名

4「創価新報」の批判記事「総県長会議での志賀男子部長の話から(要旨)」への反論と事実 パート②

(本年5月6日付「◎3「創価新報」の批判記事「総県長会議での志賀男子部長の話から(要旨)」への反論と事実 パート①」の続き)


 以下、「総県長会議での志賀全国男子部長の話から(要旨)」の内容で、反論すべき個所を端的に要約し反論します。


3.元職員3名に対し、原田会長からも、再三にわたり注意・指導したが、彼らはまるで聞く耳を持たず、執拗な面談要求を繰り返してきた。


(反論)

 まるで原田会長が一貫して私たちと向き合い、再三、私たちに指導(話し合い)をしてきたかのように書かれていますが事実ではありません。

 原田会長が直接私たちの話を聞いたことは一度もありません。また、面と向かって指導したことも一度もありません。これは事実です。

 原田会長は2010年9月26日、小平が九州から懇談のアポイントを取ろうとして手紙を持参して、学会本部の会長席まで届けに行った際、「アポは取ったのか。アポ無しで来るのは社会的常識が無いんだ。」と言ったうえで、さらに「九州から来てもらって悪いが、話すことはできません。役員室で懇談のアポイントを取りなさい」と指示をしました。そのため、このやり取りを見ていた役員室の主任が、会長へのアポイントの取り方を詳細に教えてくれたのです。

 しかし、その後、私たちが言われたとおりに書面にして、4度、アポを取ろうとお願いをしたのですが、すべて無視でした。

 そして4度目の書面を役員室の総務第一部長に送った直後、懲罰委員会にかけられたのです。懲罰委員会にかけられた理由には、おどろくことに原田会長から「役員室で懇談のアポイントを取りなさい」と指示があったその日のやり取りまでが、「執務中の原田会長に対して面談を迫り、原田会長が断ったが、そのままその場に居座った」などと事実を歪曲されて嫌疑をかけられ、小平の反論は理由なく退けられ、懲戒処分が下されたのです。


 そもそも、私たちが本部指導監査委員会の結論に納得できなかったのは、本ブログの本年4月22日付の記事「◎1の4」に書きましたが、「会員第一」「会員奉仕第一」を掲げる学会本部の本部指導監査委員会の結論が、一会員Aさんに犠牲を強いて、本部職員の問題を隠蔽し問題を伏せるという結論だったからです。

 それは何ら『一連の問題』を解決するような手立てではなく、逆に本部職員だけが守られるという「主客顛倒」「本末転倒」の全く納得できるものではありませんでした。

 ゆえに、私たちは自らの信仰に従って、その問題を伏せる誓約書に従うことは出来なかったのです。もし己の保身に走れば、師匠そして御本尊を裏切ることになると思ったのです。

 そして、私たちは全てを失う覚悟をし、誓約書にサインしないことに対する制裁である「謹慎処分」「謹慎延長処分」「役職解任処分」を真摯に受けようと決意しました。


 その上で、池田先生の弟子として、また創価学会の発展に寄与する使命がある本部職員として、一会員のAさんが一連の問題の『一凶(一番の問題)』とされ、苦しめられ続けている状況を原田会長にお伝えしなければならないと思いました。

『不正に従うな。良心に従え! 正義に従え!

 いかなる権力にも縛られない、自立した一人の人間として生きよ!

 人間よ人間であれ!』

 これこそ、偉大なる師匠池田先生の根本精神です。

 己が正しいと信じることを貫くことこそ、弟子の根本精神です。

 ゆえに、先生の弟子である私たちは、会の最高責任者である原田会長に、『面談』と『一連の問題の再監査』を求めました。


 さらに苦しみながらも必死に祈り抜く中で、こうした学会員が苦しめられ続ける根本原因が、『学会本部』自体にあると分かっていったのです。

 すなわち、学会本部の公式機関である本部指導監査委員会には、師匠池田先生の人権や平等のご指導に反するような『構造的・潜在的な問題』が多々見受けられたのです。

 具体的に述べると、

審議体の構成の点

 監査委員会の中心者は、監査対象者である青年部の最高幹部職員たち(私たちに対して不正な人事を行なった本部職員)と、学会本部内の職場の上司・部下の関係でした。このような関係で、公平・厳正な監査が出来ないことは明らかでした。


監査委員の言動が偏頗であった点

 監査の中心者であった監査委員は、「当時、全国学生部長の●●さん、全国書記長の●●さん、方面学生部長の●●さんがそう言っているんだよ!彼らが間違ったことを言っているというのか!君が間違っているんだ!」と、役職の高低で発言の信用性を判断しているとしか思えない発言をしていました。

 また、創価学会の会則を引用し、「組織を乱した人たちを何人か除名しています。その時はこの条項なんです。皆同じなんです」と発言し、除名処分をチラつかせて暗に沈黙を強いる偏頗な言動を繰り返していました。

 さらには、「組織内組織」なる定義不明の造語を使い、“「学会組織から決裁を得ていない、学会で知り合ったメンバー同士(グループ)で個人的に旅行に行くこと」、「(個人的に集まり)池田先生の指導を読み合ったりして勉強会をすること」、また「本部幹部会の中継などの会合への車での連れ出しをする行為」など禁止されている。そうした行為は「組織内組織」とみなし、学会に迷惑を掛ける行為だから会員規程違反として処分の対象となる”と、会合以外で会員が集って研鑽したり、会合に連れだって参加することすら、「組織内組織」として処罰するとの理解不能の「指導」をしていました。


③ 面談方法が偏頗であった点

 監査での私たちに対する面談は1人に対して4人の監査委員が面談を行なっていたのに対し、職員青年部最高幹部の対象者については3人一緒にまとめて面談を行なっていました。

 また、会員Aさんに対する面談は、学会の弁護士も同席し5対1で行ない、威圧感を与え、発言しづらい雰囲気が作られました。

 こうした偏頗な面談方法は、監査委員が事案の全容を正確に理解せず、会員よりも職員青年部最高幹部らに優位な判断を生み出させる構造的な問題だと感じます。


 さらには、

④ 書面が不交付だった点

 監査対象者で私たちの相手方とされた職員たちの陳述書の内容が提供されず、相手方がどのような内容を主張しているか不明であったため、的確に反論する機会を奪われていました。

 こうした審査方法では、真相を解明できず、判断者の恣意的な判断を許すことになります。

 また、結論に際しても、「通知書」を口頭で一読しただけで手渡されず、事後的に結論の正否を検討する機会すらありませんでした。

 さらには、私たちが提出を求められた「誓約書」も手渡されなかったため、私たちは誓約内容を十分に理解する猶予すら与えられませんでした。

 こうした書面を交付しない監査委員会の対応からは、“創価学会員ならば盲目的に学会本部の決定に従うことが当然”とするような独善性を感じました。これを許せば、常態化していく懸念を感じたのです。

 “「誓約書」の内容の正否にかかわらず従って当然”とするならば、たとえ偏頗な結論であっても許され、それこそ結果的に組織の秩序を乱すこととなる潜在的な危険がありました。


⑤ 異議申立機関が存在していなかった点

 監査の結論に対して、監査対象者が異議を申し立てることができない組織機構のため、本部指導監査委員会の判断を事後的に検証する契機は存在しません。これは、本部指導監査委員会の恣意的な判断を許す危険があり客観的・中立性が担保されている状況ではありませんでした。また、監査の結論や調査手続に重大な瑕疵があった場合に、えん罪を生む危険性がありました。

 なお、この時の監査の中心者は原田会長ら本部執行部の秘書部局である役員室事務局の責任者であり、原田会長ら執行部と極めて近しい関係にありました。そのことが要因となって、原田会長が、私たちが行った異議申立や再監査の要望を受け付けなかったと考えられます。

などなどです。


 本当に問題ありの本部指導監査委員会でした。

 そして、こうした本部指導監査委員会が有する『構造的・潜在的な問題』は、学会本部と本部職員の『特別意識』『エリート意識』から発生する『独善性』の表れのように感じていました。

 そこで、こうした問題について、原田会長に書面を書いて提出したのです。

 しかし、滝川がその書面を原田会長に直接手渡した際、原田会長は、「こんなことばかりやってないで、先輩の言うことを聞くように」と言い、立ち止まりもせず目も合わせずに行ってしまったのです。

 結局、その書面に対する原田会長からの返答はありませんでした。

 さらには、こうした私たちが提示する問題と全く向き合おうとしなかった原田会長の“不透明な態度”をもって、学会本部は「再三にわたり注意・指導した」と言っているのです。

 繰り返しますが、原田会長は、たったの一度も私たちと対話(話し合い)をしていません。そして、指導に従わないと私たちを排除していったのです。


「意見の違いは、どこまでも平等にして理性的な『対話』によって解決してきたのが仏教の伝統精神である。『問答無用』は仏法破壊なのである。」(名誉会長指導)


 この師匠池田先生の指導に照らしても、“平等にして理性的な『対話』”を避ける原田会長の『問答無用』の態度は、明確に『仏法破壊』であり、師のご指導に反していることは明らかだと思います。

 今、学会本部は、嫉妬に狂い、師匠池田先生を排除したまさに昔の『宗門』のように独善的になってきていると思えてなりません。

 しかし、だからこそ、池田門下の私たちは、どこまでも『創価三代の精神』である『対話の精神』にこだわって、三代の思想と精神からかけ離れた原田現本部執行部に対して、『真実の声・怒りの声』を上げ続けたい!!

 私たちは『絶対勝利の信心』をしています。

 諦めなければ、絶対に、今の創価の現状を変えていくことが出来るのです!!

 己の師匠との誓いを果たすために!!

 私たちは、愛する『池田先生が築かれた温かな創価の世界』を絶対に守り抜く決意です!!

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