先日10月30日、なんと公明党議員である石井啓一国交相は、8月末に沖縄県が行なった名護市辺野古への米軍新基地建設を巡る埋め立て承認撤回に対し、執行停止の決定を下したという。
本当にありえない、なんたる暴挙か!
これにより、辺野古の基地建設が年内にも再開される見通しとなったのである。
そもそも先般の沖縄県知事選挙では、原田会長がわざわざ沖縄に乗り込んでまでして支援した自公推薦の候補・佐喜眞氏が敗れ、沖縄への新基地建設反対を唱える玉城氏が勝利したのである。
それにもかかわらず、石井国交相は新基地建設再開を実質的に決定したのだ。
もはや完全に沖縄県民の民意(心)を踏みにじる暴挙であり、完全に狂っているとしか思えない!
この石井氏のどこに「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との公明党の立党の精神があるというのか!
師匠池田先生は明確に「基地の段階的撤廃」という平和構想を掲げられている。つまり、公明党の石井国交大臣の『沖縄にまた新たに基地をつくる』という判断は、師の平和構想にも違背する裏切り行為であることは明らかなのである。
しかも辺野古新基地の建設費用は1兆円かかると言われ、その費用はすべて日本政府が負担、つまり国民の税金で払うことになっているというから驚きである。
日本国民一人ひとりが、新基地建設を支援する「思いやり予算(在日米軍駐留経費負担)」を強いられるのである。
石井氏は、創価学会員の同志の絶大なる支援によって公明党の国会議員にしてもらったはずである。
それにもかかわらず、平然と民意(民の心)を裏切り、基地によって最も苦しませてきた沖縄県民をさらに苦しませる新基地建設を再開させ、師匠の平和構想まで裏切って、国家権力の手駒に成り下がったのである。
断じてあり得ない!絶対に、絶対に許されることではない!
私は訴えたい!
権力に迎合し、権力者として民衆を弾圧する石井国交大臣を除名にすべきである!と。
沖縄の民衆勝利の県知事選挙。それに対し、民の勇気ある選択を覆し完全に民衆を抑圧する側に回った公明党と創価学会本部。
もはや公明党と創価学会本部が、完全に「権力の魔性」の虜にされ手先に成り下がったことは、誰の目にも明らかである。
ならば、いよいよ真の池田門下の私たちが本気で立ち上がり、互いに力を合わせ、創価三代の師匠の思想と精神と実践みなぎる創価学会へと変革していく時が来たのではないか!
本年最後の座談会である「11・25関西・京都座談会」が1カ月を切りました。 現在、座談会の式次第を以下のように考えています。
一昨年から4回にわたって師匠が愛される大関西の地で座談会を開催し、多くの熱き信心みなぎる同志の方々とお会いしてきました。
お一人お一人の中に師匠池田先生への感謝と誓いがあり、熱き想いに満ち溢れていた。
今回、関西で5回目となる座談会を京都の地で開催させていただくにあたり、思いました。
“師の仰せのままに自らの勇気と行動で『難』を起こし、現在、『難』と闘い抜かれている関西の同志のお話を是非、お聴きしたい”と。
すぐに関西婦人部のAさんのお顔が思い浮かんだ。
Aさんは本年、創価変革の対話の闘いを起こす中で、役職解任となられた方である。
しかし、そんな迫害にも一歩も引かず、ただただ“今こそ、池田先生の創価学会を取り戻さねば!”との純粋なお心で闘い抜かれる不屈の信念の方である。
私はAさんにお電話をさせていただいた。
「どうか、Aさんの不屈の体験を京都座談会で是非お話いただきたいと思っています。
Aさんの体験談は、全国各地で一人立ち上がって闘われている同志の皆様への『勇気と希望の追い風』となると思っています」と。
Aさんは、しばし悩み、葛藤された。
しかし、題目をあげ抜かれ、「同志の皆さんのお役に立てるのでしたら、話をさせてもらいます!」と快諾してくださいました。
Aさん、本当に本当にありがとうございます。
Aさんのご一家は、何代にも渡って、家族一丸で創価学会に尽くし抜いてこられた家系である。地元の人なら学会員だけでなくみんなが“創価学会員のA家”を知っているほど有名である。
その熱心な学会員であるAさんが、「安保法制を容認した原田執行部は池田先生の平和思想に反している。おかしい!」と、様々な場所で公言するようになっていったのである。
幹部たちは慌てふためいた。すぐに幹部数人がAさん宅にすっ飛んで来たという。
Aさんは幹部たちと、しばし安保法制について対話をされた。
ところが、幹部たちは安保法制の「あ」の字も勉強していなかったのである。
まったくお話にならない幹部たちに対しても、Aさんは同志として笑みを浮かべながら、安保法制がいかに池田先生の平和思想とは真逆の方向性であるかを丁寧に話していった。そして、「池田先生を中心に団結しましょう」と訴え抜かれたのである。
そして最後、別れ際には、「私は対話の窓を大きく開いてますから、また対話しましょう」と伝えられた。
幹部たちはうなだれるようにして、帰っていったという。
どこまでいっても対話で問題を解決しようと心がけるAさんの偉大な話を伺い、感動で体が震えた。
「先生の創価学会を取り戻すために、何度でも何度でも、私は対話していきますよ!!」
師を想い、不屈の闘志を赤々と燃やされるAさんの赤裸々な体験談を、同志の皆様と共にお聴きし、さらなる前進への糧としていきたい。
さらに今回は、現在除名処分の審査中である東京婦人部の鎌田有子さんに、ご登壇していただけることになりました。
先般7月17日、創価学会東京都審査会は鎌田さんに対し、「通知書」と題する内容証明郵便を送りつけてきた。
そこには、“「執行部に対する批判的な言動」は、創価学会の秩序を乱す行為であり、会員としてふさわしくない行為で創価学会や会員に迷惑を及ぼす行為に該当するとの理由で除名申請が出されたから、事情聴取のために「出頭」せよ“と書かれていた。
むろん鎌田さんは、金銭問題や男女問題、人事問題を起こした訳ではない。
ただただ“安保法制の推進は師匠池田先生の絶対平和思想に反する!”と声を上げ、弟子として当たり前の行動を貫いてこられただけである。
『師匠の仰せ通りに行動して受難』――まさに“師弟不二”の模範の弟子の行動そのものである。
しかし、根本の師弟を見失った権力者にとって、利害や損得ではなく、ただ純粋に“師弟不二”の生き方を貫く人間ほど怖いものはない。
ゆえに原田執行部は、先般の埼玉の篠澤協司さんへの除名処分に引き続き、鎌田有子さんに対しても、「執行部批判」との“アホ”な理由で首を叩き切ろうとしているのである。
とんでもない暴挙である!
池田先生が自らに対する意見や批判を理由に、会員を「除名」したことが一度でもあるか?いや、絶対にない!
しかし、現創価学会会長の原田稔氏は、「執行部(自分たち)を批判した」なる理由で会員を次々と除名しているのである。
今の原田執行部は、学会の中で厳禁とされている男女問題(不倫)を起こした公明議員の学会員が、創価学会と会員同志に多大な迷惑を与えたにもかかわらず、除名処分にはしない。なぜなら「従う」からである。
さらに、「会員奉仕第一」の本部職員が“会員を「侮辱」した”と最高裁判決で確定しても、除名どころか幹部として居座っている。言うことを聞けば、職員として生活が保障される。
しかし、反対に “従わず、自分たち本部執行部を批判する会員は除名する”のである。
完全に狂っている!もはや、創価学会を自分の物だと勘違いしているのだろう。この狂った心に対して、断じて、鉄槌を下さねばならない!
師匠は明確に仰っている。
「『三代の師弟』を原点とする限り、創価学会は、万代にわたって発展していく。勝利、勝利を続けていくことができる」
(2006年11月15日付聖教新聞 新時代第1回本部幹部会でのスピーチ)
「この三代の師弟の魂が根本である。
もしも将来、原理原則を踏み外すような幹部が現れたならば、断じて許してはいけない。
異体同心の革命児の弟子たちが、猛然と戦い抜いて、三代の正しい軌道へと戻していくのだ」と。
(2006年11月27日付聖教新聞 全国合同協議会でのスピ-チ)
戦時中、牧口先生と戸田先生は、正義の信念を貫いて牢獄に入られた。
この時、まさに牧口先生と戸田先生の師弟が、日蓮大聖人の御精神を継承されたのである。そして初代、2代の御精神を寸分違わず受け継がれたのが、第3代の池田先生である。
この「創価三代の師弟」の死身弘法の闘争こそ、創価学会の正統な歴史なのである。
しかし、今、原田執行部は、この「創価三代の師弟」の精神と実践をないがしろにしている。
ならば、忘恩と裏切りの原田執行部に対し、断固叫びきらねばならない。
「おかしい!師匠の仰せと違うではないか!」
「師匠の創価に帰れ!」と
今こそ、創価三代の偉大な師匠に学んだ私たちが勇敢に立ち上がり、師匠の理想とする創価へ変革するときである! 会員の声が届き、反映される学会本部に! 隠ぺい体質と闘う透明性のある学会本部に! 「絶対的権力は絶対に腐敗する」ゆえに、会長に絶対的な権力を持たせない学会本部に! 師弟を見失った会長を絶対に、絶対に許さない創価学会に! 京都座談会の第2部(ざっくばらんな懇談会)では、それぞれの体験を語り合うと共に、“創価の希望溢れる未来”についても、みなでざっくばらんに語り合って参りたい!
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